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【無料配布】Googleスプレッドシートのシート名の一覧を取得する機能を開発しました【GAS】

こんにちは！今回はGoogle Apps Script（GAS）を使用して、Googleスプレッドシートのシート名を一覧で取得する機能を開発しましたので、無料で皆さんに配布いたします！

GASを利用すれば、面倒な手作業を省くことができます。シート名を一覧で取得する手法も便利なことこの上ありません！どんな状況でも、シート名をすばやく把握できるようになりますよ。

「シート名を全てチェックするなんて手間だ…」と感じたことはありませんか？そんな方にこそ、この無料の機能をご利用いただきたいです。

記事の最後にスクリプトの解説もしておりますので、ぜひご覧ください。

目次
  1. こんな方におすすめ！
  2. シート名の一覧取得機能の特徴
  3. シート名の一覧取得機能を無料共有しています
  4. 機能付きスプレッドシートのコピー方法
  5. シート名の一覧取得機能の承認手続き
  6. シート名の一覧取得機能の使い方
  7. スプシを開く度に自動取得する方法を紹介
  8. シート名の一覧取得機能のGASスクリプトの解説
  9. 最後に

こんな方におすすめ！

  • シート名を一つ一つチェックする手間を省きたい方
  • GASを使ったことがない初心者の方
  • スプレッドシートの作業を効率化したい方
  • シート名の一覧を簡単に取得したい方

シート名の一覧取得機能の特徴

Googleスプレッドシートのシート名を一覧で取得し、上記の画像のように指定したシートに表示することができます。

この機能を利用することで、手動でシート名を確認する手間を省くことができます！

シンプルな操作で簡単にシート名の一覧を取得できるので、スプレッドシートの管理がグッと楽になりますよ。

おすすめポイント

  1. シンプルな操作：ボタンをクリックするだけでシート名の一覧を取得できます。
  2. 画像付き解説：具体的な操作手順をわかりやすく解説していますので、初心者の方も安心です。

シート名の一覧取得機能を無料共有しています

さらに嬉しいことに、シート名の一覧取得機能は無料で共有しています！

利用料金は一切かかりませんので、ぜひお試しください。

下記よりアクセスできます↓

【GASコピ！】シート名一覧表示 – Google スプレッドシート

機能付きスプレッドシートのコピー方法

1.「ファイル＞コピーを作成」を選択します

2. 「スプレッドシートの保存先のフォルダを選択＞コピーを作成」を選択します

「添付されているAppsScriptファイル」は変更せずにそのままコピーしてください。

シート名の一覧取得機能の承認手続き

スクリプト起動のための承認作業を行います

ポップアップが表示されたら、続行を選択

次のポップアップが表示されたら、あなたのGoogleアカウントを選択してください

次のポップアップが表示されたら、「詳細」をクリックしてください

※「安全なページに戻る」を押すと承認作業が終了してしまうので、クリックしないようにご注意ください

ポップアップの下部に「(安全ではないページ)に移動」が表示されたら、クリックしてください

次のポップアップが表示されたら、「許可」をクリックしてください

これで承認手続きは完了です。

設定はすべて終わりましたので、後はスクリプトを実行するだけです！

シート名の一覧取得機能の使い方

以上のシートの準備がすべて終わりましたら、後はもう一度スクリプトを実行するだけです！

実行結果は以下の通りです。非常に簡単に更新することができます。

スプシを開く度に自動取得する方法を紹介

スプレッドシートを開く度に自動的に一覧を取得できると便利ですよね。

そんな機能が実はApps Scriptのデフォルトの環境で用意されております。

まずは、「拡張機能＞Apps Script」を選択してください。

すると、スクリプトのエディター画面が表示されます。

次に、画面左側の時計マークの「トリガー」を選択してください。

トリガー設定画面に移りましたら、「トリガーを追加」を選択し、以下の手順で設定をを行ってください。

トリガーの追加手順

  1. 実行する関数を選択：「updateSheetNames」を選択してください。
  2. イベントのソースを選択：「スプレッドシートから」を選択してください。
  3. イベントの種類を選択：「起動時」を選択してください
  4. 上記の設定が完了したら、「保存」をクリックします。

これで設定はすべて完了です。

この設定をした後に、このスプレッドシートを開くと自動的に「シート名一覧」が更新されます。

トリガーは便利な機能ですので、ぜひ使い方を覚えてもらえればと思います。

シート名の一覧取得機能のGASスクリプトの解説

それでは、シート名の一覧取得のスクリプトの仕組みを確認していきましょう。

function updateSheetNames() {
  const spreadsheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
  const sheetNames = spreadsheet.getSheets().map(function(sheet) {
    return sheet.getName();
  });

  const indexSheet = spreadsheet.getSheetByName("シート名一覧");
  const lastRow = indexSheet.getLastRow();

  // 「シート名一覧」シートが空の場合は処理を終了
  if (lastRow > 0) {
    indexSheet.getRange(1, 1, lastRow, 1).clearContent(); // シートの内容を一旦消す
  }

  const filteredSheetNames = sheetNames.filter(function(name) {
    return name !== "シート名一覧"; // 表示させないシート名をここに指定
  });

  // filteredSheetNamesが空の場合は処理を終了
  if (filteredSheetNames.length === 0) {
    return;
  }

  indexSheet.getRange(1, 1, filteredSheetNames.length, 1).setValues(filteredSheetNames.map(function(name) {
    return [name];
  }));
}

1. スプレッドシートのシート名を取得する

const spreadsheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
const sheetNames = spreadsheet.getSheets().map(function(sheet) {
  return sheet.getName();
});

スクリプトが動作しているスプレッドシートのシート名をすべて取得しています。getSheets()メソッドにより、スプレッドシート内のすべてのシートを取得し、map()メソッドを使って各シートの名前をsheetNamesという配列に格納しています。

2. シート名一覧シートを取得して内容をクリアする

const indexSheet = spreadsheet.getSheetByName("シート名一覧");
const lastRow = indexSheet.getLastRow();

// 「シート名一覧」シートが空の場合は処理を終了
if (lastRow > 0) {
  indexSheet.getRange(1, 1, lastRow, 1).clearContent(); // シートの内容を一旦消す
}

シート名一覧を表示するための「シート名一覧」という名前のシートを取得しています。そして、すでにシートにデータがある場合はそれをクリア（削除）しています。これにより、新しいシート名一覧を作成するための準備をします。

3. 表示させないシート名をフィルタリングする

const filteredSheetNames = sheetNames.filter(function(name) {
  return name !== "シート名一覧"; // 表示させないシート名をここに指定
});

すべてのシート名を取得したsheetNames配列から、「シート名一覧」という名前のシートを除外します。これにより、シート名一覧に表示させたくないシート名がフィルタリングされたfilteredSheetNames配列が得られます。

4. シート名一覧シートにフィルタリングされたシート名を書き込む

// filteredSheetNamesが空の場合は処理を終了
if (filteredSheetNames.length === 0) {
  return;
}

indexSheet.getRange(1, 1, filteredSheetNames.length, 1).setValues(filteredSheetNames.map(function(name) {
  return [name];
}));

フィルタリングされたシート名が格納されたfilteredSheetNames配列をシート名一覧シートに書き込みます。まず、filteredSheetNamesが空でないかを確認し、空であれば処理を終了します。空でない場合は、setValues()メソッドを使用してfilteredSheetNamesをシートに書き込みます。

まとめ

これらの処理により、スプレッドシート内のシート名を取得し、「シート名一覧」シートのみ除外して、一覧を更新する処理が行われます。

各部分の役割と処理の流れを解説は以上となります。

最後に

この記事では、Googleスプレッドシートのシート名の一覧を取得する機能を解説しました！

これにより、複数のシートがある大きなスプレッドシートを効率的に管理することができます。ぜひお試しください！

さらに、今後も便利なスクリプトやGoogleスプレッドシートの活用方法について、このブログで発信していきますので、お楽しみに！

もしご質問やご意見がありましたら、お気軽にコメント欄に書き込んでください。

皆さんのご意見を参考に、より使いやすいツールを提供していくことを心がけています。

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ABOUT ME
ガスシカオ
1994年生まれの文系ITサラリーマン(WEBマーケター)。 仕事中のレポート業務やルーティンワークが増えていき、リソース逼迫によるミスが多発したことから、業務の効率化を模索。 社内で利用していたGoogle Workspace周りの作業効率化を進めるため、Google Apps Script（GAS）の学習を開始。 GASを使った自動化で生産性向上に成功し、プログラミング学習の価値を実感。同様に悩む方々のために、プログラミングを身近に感じられるブログを運営中！
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